クレジットカード

年100万円利用時のエポスプラチナ・ゴールドカードの還元率に魅了された

2017年8月18日

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最終更新日:2017年9月17日
エポスカードには「通常カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」の3種類のグレードがあります。
通常カードは年会費無料で海外旅行保険が充実しているクレジットカードの代表格として、ゴールドカードは年会費無料で持つことができるクレジットカードの代表格として、プラチナカードは安価な年会費でプラチナカードとしてのメリットを享受できるクレジットカードの代表格として、それぞれ人気のクレジットカードです。

この記事では、それぞれのエポスカードの特徴と、ゴールドカード・プラチナカードで得られるボーナスポイントを含めた還元率の高さについて考察しています。

エポスカードのグレード

エポスカードの3種類のグレードである「通常カード」「ゴールドカード」「プラチナカード」のうち、通常カードとゴールドカードは直接申し込むことが可能ですが、プラチナカードはゴールドカードの利用実績を積むことで得るインビテーションが必要です。

エポス通常カードの概要

エポス通常カードは、年会費無料で作ることができます。
エポスカードで得られる特典は公式ページでは「エポスカードの10大特典」とされていますが、まとめると以下の通りです。
特典1:海外旅行傷害補償が付く
特典2:全国の飲食店で割引や特典
特典3:遊園地入園料割引など
特典4:カラオケが割引
特典5:美容院やネイルで割引
特典6:スパ・温泉で入場料割引
特典7:舞台・イベントのチケット優待
特典8:レンタカー・カーシェアで割引
特典9:旅行予約・出発でポイントアップや特典
特典10:ショッピングでボーナスポイントなど
特典1の「海外旅行保険」が充実しているというのが最大の特徴としてよく挙げられるクレジットカードですが、決済によって得られるポイントは少なく、中途半端に決済を続けるメリットはほとんどないと言えるかと思います。
ポイントの期限が2年間であるということを考えても、50万円以上を決済してゴールドカードへのインビテーションをもらって切り替えるか、ほとんど決済に使用せず自動付帯の特典を受けるために死蔵用カードとするか、どちらかの選択が望ましいかと思います。

エポスゴールドカードの概要

エポスゴールドカードは、普通に申し込む場合は年会費5000円です。
しかし、通常カードを50万円以上決済して得られるインビテーションを受けるか、初年度の年会費を払って年間50万円以上の決済をすると年会費が永年無料になるという点が大きな特徴であり、年会費無料で所持することができる数少ないカードとして人気があります。

www.romulus-k-anaume.net

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エポスゴールドカードの他、年会費無料で持つことができるゴールドカードには「イオンゴールドカード、イオンゴールドカードセレクト」と「セブンカードプラス・ゴールドカード」などがありますが、受けられるメリットとしては個人的にはこのエポスゴールドカードが一番大きいのではないかと思います。

エポスゴールドカードによって得られる特典は、エポス通常カードで得られる特典に加えて以下のものがあります。

エポスゴールドカード|クレジットカードはエポスカード
(以下、特典の画像はエポスカード公式ページからの引用です)
・ポイントの期限が2年間から無期限になる

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・年間の利用金額50万円以上で2500ポイント、100万円以上で10000ポイントのボーナスポイントがもらえる

f:id:romulus_k:20170817223752j:plain・マルイ、モディで利用時の還元率アップ(200円で1ポイント=0.5%分)

f:id:romulus_k:20170817223820j:plain・3つまで選択できる「選べるポイントアップショップ」登録でポイント最大3倍(200円ごとに2ポイントのボーナスポイント=1.0%分還元率アップ)

f:id:romulus_k:20170817223848j:plain・国内、海外の空港のカードラウンジが無料で利用可能になる

f:id:romulus_k:20170817223930j:plain・海外旅行保険の補償内容が増える

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・Visaゴールド国際線クローク、Visaゴールド空港宅配、Visaゴールド海外Wi-Fiレンタルの優待
・Visaゴールドライフサポート(月額税込1026円)の利用が可能になる※期間限定
・カフェやレストラン、ホテルでの優待の対象施設増加
・Kaligo.comからの予約で得られるマイルが25%増加

・「いつでも書店」利用時のボーナスポイントが50%→60%に

あまり使いどころのなさそうなメリットも挙げていますが、ポイント無期限で、かつボーナスポイントを得やすくなること、カードラウンジ利用や海外旅行保険の充実などが実感しやすいメリットでしょうか。

エポスプラチナカードの概要

エポスプラチナカードは年会費税込2万円で持つことができ、プラチナカードの中では最も安い部類に入るクレジットカードです。
「エポスゴールドカードを1年で100万円以上決済する」を一つの目安として送られるインビテーションによってしか作ることができないという特徴があります。

ゴールドカードまでと異なり直接申し込む方法がないため、所持するためにはエポスゴールドカードをしばらく保持して決済に利用する必要があるということになります。
(2017/9/17追記)
2017年9月から、エポスプラチナカードは直接申し込むことができるように変更となりました。インビテーションなしで申し込む場合、年会費が3万円と1万円高くなりますが、年間100万円以上の利用で翌年以降は2万円となります。
年間の決済金額が一定以上であれば初年度のみインビテーションの場合より高い年会費を負担することで、翌年以降は同じ条件とすることが可能という点で、ゴールドカードと似た設定になっています。

エポスプラチナカードで得られる特典には、ゴールドカードで得られる特典に加えて以下のものがあります。

エポスプラチナカード|クレジットカードはエポスカード
(以下、特典はエポスカード公式ページからの引用です)

・年間決済金額100万円以上でボーナスポイントを得られる

(1500万円以上決済で100000ポイントが最大)

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・誕生月の利用はポイント2倍(200円ごとに1ポイントのボーナスポイント=0.5%分還元率アップ)

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・プライオリティパスのプレステージ会員が無料付帯

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・カードラウンジが同伴者1名無料に

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・海外旅行保険自動付帯内容がさらに充実+家族特約付与

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・国内旅行保険利用付帯+家族特約付与

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・エポスプラチナグルメクーポン

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・VISAプラチナコンシェルジュセンター(VPCC)が利用可能
・Visaプラチナトラベル、Visaプラチナゴルフ、Visaプラチナ空港宅配の利用可

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いわゆるプラチナカードの特典として見ると標準的なものなのかな、という印象ですが、年会費と比較してコンシェルジュサービスやプライオリティパスなどコストパフォーマンスに優れた特典が付帯しています。中でも他のクレジットカードにはない魅力として挙げられるのが「年間決済金額によるボーナスポイント」の大きさであると思います。

エポスカードの還元率とボーナスポイント

注意ポイント

(2020.10.1追記)
2020年9月より、エポスカードの「リボ払いでポイント2倍」は終了しました。
以下の記事で「通常」「リボ」で異なる還元率となっているのは、現在は全て「通常」と同じ還元率になります。

3種類のエポスカード全てに共通する決済のポイント還元率は0.5%です。リボ払いの利用と増額返済によって手数料なしで還元率を上げるという方法もありますが、この場合も1.0%です。

www.romulus-k-anaume.net

合計の利用金額による付与でなく利用ごとの付帯ということもあり、この還元率1.0%という数字は、メインカードとしてガンガン決済をするカードとしてはあまり魅力がありません。
しかし、エポスゴールドカードとエポスプラチナカードには「えらべるポイントアップショップ登録でポイント3倍」「年間の決済金額によるボーナスポイント」という特典があり、これが還元率を大きく底上げします。
理論上、エポスゴールドカードはポイント還元率3.0%、エポスプラチナカードはポイント還元率4.5%が最高になります。

エポスゴールドカードの理論上最大還元率は通常2.5%、リボ3.0%

まず、エポスゴールドカードの理論上の最大還元率を見てみます。
エポスゴールドカードは、年間決済金額50万円以上で2500ポイント、100万円以上で10000ポイントがボーナスポイントとして得られます。

f:id:romulus_k:20170817225847j:plain還元率として見た場合、50万円の場合で0.5%、100万円の場合で1.0%が上乗せされるということになります。
従ってボーナスポイントを含めて考えると、通常0.5%、リボ1.0%の還元率が決済金額の大小によって以下のように変わっていきます。

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1回払い、リボ払いどちらの場合も、年間50万円決済で0.5%が上乗せされ、そこから100万円に至るまで徐々に還元率を下げていき、100万円時点で最大値を取ります。
その後はボーナスポイントの発生がなくなるため、1回払いの場合は0.5%に向かって、リボ払いの場合は1.0%に向かって還元率は下がり続けていくことになります。

年間の利用金額に応じたボーナスポイントを含めてポイント還元率を考えた場合、1回払いで1.5%、リボ払いで2.0%の還元率が最大、ということになります。

ここからさらに還元率を上げ、理論上の最大還元率を実現するために必要なのが「選べるポイントアップショップ」の利用です。
選べるポイントアップショップは3つまで登録ができ、通常の決済で得られるポイントに加えて200円ごとに2ポイントのボーナスポイントが得られます。
(公式ページでは「ポイント3倍」という書き方をされていますが、これは1回払いに対する倍率で、リボ払いの場合は3倍にはなりません)
仮に、100万円分の決済を全てリボ払いにし、「選べるポイントアップショップ」に登録したショップで行った場合を考えてみます。
・通常の決済で得られるポイントが10000ポイント(還元率1.0%)
・「選べるポイントアップショップ」で得られるボーナスポイントが10000ポイント(還元率1.0%)
・年間の決済金額100万円以上で得られるボーナスポイントが10000ポイント(還元率1.0%)

これらを全て足した合計が、100万円決済に対して30000ポイントですので、還元率3.0%であり、理論上の最大値となります。

100万円の決済を全て選べるポイントアップショップで行うという条件はあまり現実的ではありませんので、還元率3.0%はあくまでも「理論上」の最大値です。
ただ、年間100万円の内50万円を登録ショップで決済した場合で2.5%、100万円の内20万円を決済した場合でも2.2%です。

「選べるポイントアップショップ」には、電力会社を中心として公共料金の支払いに関するショップも多く、年間10万円~20万円程度まではそれほど無理なく達成可能な状況も多くあるかと思います。還元率2.0%以上が実現できるという点で、十分に魅力ある数字と言えるのではないでしょうか。

なお「選べるポイントアップショップ」はコンビニやスーパーなども対象に多く入っていますが、エポスカードの場合は利用ごとのポイント付与ということがありますので、細かく何回も決済するよりは、大きい金額の決済に利用した方がポイント獲得対象の金額からの切り捨てが少なくなり効率的です。
同じ3000円をリボ払いで決済する場合を考えると、300円決済を10回だと20ポイント+ボーナスポイント20ポイントしか得られませんが、3000円決済を1回だと30ポイント+ボーナスポイント30ポイントが得られます。
3つ登録できるショップは、登録したその日からボーナスポイントの対象となりますが、1度登録すると3ヶ月変更できません。
公共料金の支払いに1ヶ所、普段からよく使うスーパーやコンビニに1ヶ所、残り1ヶ所を大きな買い物をする時のために流動的に運用する、といったような使い方が効率的な活用につながるのではないかと思います。

エポスプラチナカードの理論上最大還元率は通常4.0%、リボ4.5%

次に、エポスプラチナカードの理論上の最大還元率を見てみます。

エポスプラチナカードは、年間100万円以上の決済でボーナスポイントが得られます。

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ゴールドカードで得られるポイントの最大が「年間100万円以上で10000ポイント」なのに対して、プラチナカードでは利用金額に応じて最大100000ポイントまで設定されています。

これを、ゴールドカードの場合と同じくボーナスポイントを含めた形でグラフにすると以下のような形になります。

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ボーナスポイントの設定自体はゴールドカードよりも細かく設定されているため、還元率が頻繁に上がったり下がったりを繰り返すギザギザなグラフになります。

100万円利用での20000ポイントが還元率換算で2.0%上乗せと最も効率がよく、その後は300万円まで「100万円ごとに10000ポイント(還元率換算で1.0%)」、1500万円までは「200万円ごとに10000ポイント(還元率換算で0.5%)」と、徐々に還元率換算での効率が落ちていきます。

そのため、還元率が最も高くなるのはゴールドカードの場合と同じく年間100万円を利用した場合の数値となり、1回払いの場合で2.5%、リボ払いの場合で3.0%が最大となります。

ここから、ゴールドカードと同じく「選べるポイントアップショップ」の利用と、プラチナカード限定の特典である「誕生月の利用はポイント2倍(200円ごとにボーナスポイント1ポイントを上乗せ)」による還元率の上昇を考えてみます。
仮に、100万円分の決済を全て「選べるポイントアップショップ」に登録したショップで、誕生月にリボ払いで行った場合を考えてみます。
・通常の決済で得られるポイントが10000ポイント(還元率1.0%)
・「選べるポイントアップショップ」で得られるボーナスポイントが10000ポイント(還元率1.0%)
・年間の決済金額100万円以上で得られるボーナスポイントが20000ポイント(還元率2.0%)
・誕生月決済のボーナスポイントが5000ポイント(還元率0.5%)

これらを全て足した合計が、100万円決済に対して45000ポイントですので、還元率4.5%であり、理論上の最大値となります。

ただしプラチナカードの理論上の最大値を得ようとする場合、誕生月に100万円の決済を行うという条件が必要で、ゴールドカード以上に現実的ではありません。
まだ現実的に実現可能そうな条件で試算して見ると、
・公共料金の支払いなどにポイントアップショップを用いて年間20万円(2000ボーナスポイント)
・誕生月に20万円を利用(1000ボーナスポイント)
以上の条件を含んで年間100万円利用した場合で還元率3.3%です。
瞬間最大風速的な見方ではありますが、十分高い還元率なのではないかと思います。しかもこれがポイント無期限ですので、例えば3年継続すれば10万ポイント近く貯まることになり、使い道がさらに広がります。

マイル還元率として見た場合のエポスカード

次に、陸マイラー的な視点として、マイル還元率で見た場合のエポスカードについて見てみましょう。

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エポスカードのポイントからは、ANAマイルとJALマイルに交換が可能です。(ANAマイルは2~3日で付与、JALマイルは1ヶ月ほどで付与)
通常のレートは1000ポイント=500マイルですが、ゴールドカードとプラチナカードの場合だとANAマイルについては1000ポイント=600マイルと少しだけ優遇されます。

一般的なマイル単価である1マイル=2円という換算で言えば、楽天スーパーポイント、Tポイント、Pontaポイントといったような汎用性の高いポイントからの交換と同じレートであり、特筆して高いというものではありません。

これを先ほどのポイント還元率に当てはめてみると、「ゴールドカードを年間100万円リボ払いにより決済し、その内20万円がポイントアップショップ対象のもの」という条件の場合でJALマイル還元率1.1%、ANAマイル還元率1.32%となります。

「プラチナカードを年間100万円リボ払いにより決済し、その内20万円がポイントアップショップ対象のもの。誕生月に20万円の決済を行う」という条件の場合でJALマイル還元率1.65%、ANAマイル還元率1.98%となります。

先に述べたように、これらの数字は瞬間最大風速ですので、年間100万円の決済を超えると徐々に還元率は下がり、また利用ごとのポイント付与のため現実にはここまで大きな数字にはなりません。
それでも、年会費無料でANAマイル還元率1.32%、年会費2万円でANAマイル還元率1.98%はアリなんじゃないかと、個人的には思います。

ただし交換レートが高くないので、マイル以外の使い道を十分に考えた上で、という判断は重要になってくるかと思います。

加えて大きいのは、ポイントが無期限であるということです。
クレジットカードの決済で貯められるポイントは、年間100万円程度の決済ではそれほど大きくならないので、例えばマイルに交換して海外特典航空券を利用したい場合などは、他の手段で得られるマイルを加算するか、何年か継続して貯めるという方法が必要になります。
例えばANAカードの場合だと長くても3年しかポイントを貯めることができませんが、エポスカードはそれ以上に貯めることができます。

ポイントを獲得するごとに全てのポイントの期限が延長される、という「実質無期限」のポイントでも同じことは可能ですが、この場合はポイントの獲得履歴や利用履歴を管理する必要があります。その部分を意識することなく無期限という安心感は、他のカードにはありません。

また、ポイントのまま長く保持しておくということにはポイントプログラムの終了や改悪などのリスクが伴うことになるためその動向には注意しておくことが必要ですが、少ないマイルとして小出しにするか、大量のマイルとしてここぞという時に放出するか、選択肢の幅を広げるという意味で価値があるかなと思います。

年間100万円決済という低めの壁のありがたさ

クレジットカードの決済によるポイントを貯めるには、どうしても「収入の壁」が立ち塞がります。
年間数百万以上の決済を継続的に行うことができるという人は、それなりの収入を伴っている余裕のある人が多いでしょう。

年間100万円の決済、という条件はそういう中で、平均的な年収の世帯であっても「やろうと思えば十分に実現が可能な数字」であると言えるのではないかと思います。

日本発のクレジットカード会社であるJCBが毎年発表している「クレジットカードに関する総合調査」では、調査年によって若干の差があるものの、最も多く利用するクレジットカードでの決済金額の平均が年間60万円程度という結果が出ています。
2番目によく使うクレジットカードでの決済金額平均が年間15万円で、これらを足しても年間75万円です。

平均所持枚数は3枚ということなので、全てを足したとしても年間100万円には届かないでしょう。

調査対象の人が現金派とカード派に二極化しているという可能性もありますので、単純に「平均年収の家庭=年間合計75万円決済」と当てはめるわけにはいかないと思いますが、年間100万円決済まで、足りないのは後25万円です。
公共料金の支払いなど定期的な出費をできるだけクレジットカードで支払う、コンビニやスーパーでの日常的な買い物もクレジットカードで支払うなど、意識してカード決済を続けることで十分に達成可能で、多くの家庭にとって年間100万円以上の決済はそれほど高くない壁である、と言えるのではないかと思います。

まとめ

エポスゴールドカード、エポスプラチナカードは年間100万円の利用時を上限として、高い還元率を得ることができます。

年間100万円利用でのボーナスポイントが得られるまではそれほど還元率が高くならないため「確実に年間100万円を決済する」という条件付きではありますが、例えば年間200万円クレジットカードで決済する人なら、100万円をエポスゴールドカードまたはエポスプラチナカードで決済して、残り100万円は別のカードで決済するという選択肢は十分にアリなんじゃないかと思います。

年会費無料でゴールドカードを持って2.0%以上か。

年会費2万円でプラチナカードを持って3.0%以上か。

インビテーションでのグレードアップを目指していく場合、どのみち最初はゴールドカードの決済からはじまりますが、インビテーションが来た時にプラチナへ切り替えるかどうかを迫られることとなります。
年会費2万円の負担をどうとらえるかですが、グレードアップのメリットは十分に大きいクレジットカードであると思います。

1枚のクレジットカードをひたすら使い続けるか、何枚かのクレジットカードを利用するか。その人それぞれの状況に応じてベストとなる選択肢は変わってきますが、複数枚のクレジットカードの管理に抵抗がない場合には特に、利用金額を把握した上で検討してみる価値があると言えるでしょう。

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