海外旅行

台湾・桃園国際空港第2ターミナルのエバー航空ラウンジ「The STAR」利用記

2017年1月8日

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2016年9月、台湾旅行の際に桃園国際空港第2ターミナルのエバー航空ラウンジ「The STAR」を利用しました。
ラウンジ内の雰囲気やフード・ドリンクなど、写真多めで紹介します。

桃園国際空港第2ターミナルエバー航空ラウンジの基礎知識

桃園国際空港第2ターミナルにあるエバー航空のラウンジは全部で4つ。
それぞれ「The garden」「The INFINITY」「The STAR」「The CLUB」という名称が付けられています。

所在地は全て、桃園国際空港第2ターミナル出国審査後の4階エリアです。

出国審査を終えて出たあたりのスペースに、ラウンジの案内表示があります。

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この図を見る限り、広さで言うと一番広いのは「The CLUB」ですかね。「The STAR」と「The INFINITY」が同じくらいの広さで、その向かい側に2つを足したのよりも少し広いくらいのスペースに「The garden」があります。

それぞれの入室資格は以下の通りです。

ラウンジ名 入室資格
The garden エバー航空(Infinity MileageLands)のダイヤモンド会員
The INFINITY エバー航空(Infinity MileageLands)のダイヤモンド会員
プレミアムローレル(ビジネスクラス)以上の搭乗者
The STAR エバー航空(Infinity MileageLands)のゴールド会員
スターアライアンスゴールドメンバー
The CLUB エバー航空(Infinity MileageLands)のシルバー会員
エバー航空の提携クレジットカード会員

「The garden」はエバー航空のダイヤモンド会員限定、ANAで言えば「ANA SUITE LOUNGE」に該当する位置です。
「The CLUB」はエバー航空のシルバー会員の他、提携クレジットカード所持者に入室資格がありますが、このクレジットカードは台湾で発行されているものですので、現実的には日本人の利用はほとんどの場合「The STAR」と「The INFINITY」の2つになるかと思います。

「The STAR」利用記。内装やフード・ドリンク

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今回利用したのはエバー航空のエコノミークラスですが、SFC資格があるため「The STAR」を利用することができました。
SFC資格=スターアライアンスゴールドで使うことのできるラウンジは「The STAR」のみです。

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ラウンジの受付。「The STAR」と「The INFINITY」の受付は同じで、右側が「The INFINITY」、左側が「The STAR」となっています。
ビジネスクラスの搭乗客は「The INFINITY」へ、スターアライアンスゴールドの場合は「The STAR」へ案内されるのが基本ですが、このあたりはラウンジの混雑状況に応じて少し流動的な運用がなされているようです。

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今回「The INFINITY」には入室できないので、入り口の写真のみです。ライティングがちょっと幻想的というか近未来的というか、特徴がありそうな印象ですね。

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逆側が「The STAR」。床に映し出されている光の演出がカッコいいです。

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ラウンジの内部はかなり広く感じます。利用したのは朝8時半頃だったかと思いますが、そこそこの人数利用者がいました。
混雑、というまでには至らないだけ席数は十分確保されていますので、このくらい余裕があるとゆっくりくつろげるかなあというところですね。

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場所によって、設置されているイスの種類が変わったり。奥の方はダイニングのような構成のテーブルとイスの配置になっていて、窓側からは眼下にチェックインカウンターが見えます。

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3台分、デスクトップPCが設置されたPCスペースもありました。

続いて、国際線ラウンジと言えばお楽しみのフード、ドリンク類の紹介です。

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ちょっと写真が暗いですが、サラダバーです。

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ヨーグルト、チーズ、牛乳、クラッカーなど。

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食パンとトースター。

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ホットミールも豊富な種類がありました。
一番左端はチャーハンで、そこそこ中身も残っていたのですが写真を撮るタイミングで回収されてしまい、ちょっと寂しい写真になってしまいました。

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肉圓(バーワン)と馬拉糕(マーラーカオ)。

肉圓は「千と千尋の神隠し」の冒頭に出てくる「謎のプルプル肉」の正体、とも言われているやつですね。
片栗粉などで作られた皮で、豚肉やシイタケやタケノコなどが入った餡を包んで蒸したものにタレを付けて、パクチーを添えて食べる九份の名物グルメだそうです。
ただこれも、事実とは異なるらしいですが「九份=千と千尋の神隠しのモデル」というのがまことしやかに流布されているのでそこに乗っかっただけ、という気もします。

馬拉糕は英語名が「SPONGE CAKE」となっていることからも想像が付きますが、一般的には中国風蒸しカステラ、という感じのやつです。

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野菜炒めの入った麺(パスタ?)、スクランブルエッグ、ジャガイモのバター炒めなど。

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シリアルとか、クッキー、ポップコーンなどちょっとしたお菓子類。「各式小菜」は中華粥の付け合わせでしょうか。

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「BAKED SWEET POTATOES」。焼きいもです。

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続いてドリンク類ですが、アルコール、ソフトドリンクなど、豊富な種類が揃っています。写真撮るのを忘れてしまいましたが、この左側にコーヒーマシンもあったかな?と思います。

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ハーゲンダッツも食べ放題。イチゴ、抹茶、マンゴーなど。

ラウンジの中が広くて、ゆっくり休むことができました。朝早い時間帯なら、朝食を摂るのにも便利そうなフードが充実しています。
桃園国際空港の場合、空港が広いので搭乗ゲートが端の方だとラウンジから出た後さらに15分くらい歩く必要があります。今回最も端にあるD1搭乗口だったのでなおさらでした。
ラウンジは快適ですが、ゆっくりし過ぎには注意ですね。

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